【スコータイ】世界遺産をめぐる旅(陶磁器-サンカローク焼き-編)

みなさんは、スコータイのサンカローク焼きをご存知ですか?

スンコロク(宋胡録)でピンとくる方もいるかもしれません。このスンコロク(宋胡録)は地名であるサンカロークもしくはスワンカロークが変化してスンコロク(宋胡録)になったそうです。

日本ではあまり馴染みのない焼きものですが、茶道の知識がある方は柿香合と言えば伝わるのではないかと思います。香合は蓋つきのお香を入れておく容器で、柿香合は安土桃山時代から江戸時代にかけてタイから日本に伝来したのだとか。

そんなに歴史のある焼きものならばぜひ見に行かなければ!

とういうことで、今回はサンカローク焼きをご紹介します。

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旧市街の工房 その1

まずは旧市街にあるサンカローク焼きの工房です。

調べても詳しい場所が載っていなかったため、観光の合間に探しに行くも見つからず…

気を取り直して翌日周辺をぐるぐる探し回って見つけました!

もう少しで諦めるところだった(笑)

サンカローク焼きの工房が並んでいる通りです

道なりに進めば工房があります

今回のお目当はこちらの工房

工房の名前はอุษาสังคโลก

ウサー・サンカロークと書いてあります

敷地内には絵付け体験の場所もあるので、時間のある方はぜひ

奥に所狭しと焼きものが並んでいます

湯のみやカップなど

奥には花瓶や大きな蓋つき容器

置物コーナー

伝統的なサンカローク焼きのお皿

 

こちらの工房ではこのお皿を購入 350バーツ

向かい合わせに描かれた魚や植物が特徴のサンカローク焼きですが、手描きなので同じものはありません。

気に入ったものが見つかったら迷わず買うことをお勧めします。

↓場所はこちら

「やせる道場?」エステ体験行ってみた!

旧市街の工房 その2

次のお目当はสุเทพสังคโลก

ステープ・サンカロークです

看板前に大きな置物が並ぶ

一際目を引く大きなお皿

建物の奥にはたくさんの焼きもの

置物コーナー

こちらには大きめの置物

湯のみやカップ

小さな置物コーナー

柿香合を発見!

お皿コーナー

大きめの食器など

お高そうな品も並んでいます

こちらの工房では柿香合を購入 450バーツ

日本では柿と名前がついてますが、マンゴスチンがモチーフです

こちらがマンゴスチン

ヘタの部分がうまく表現されてますよね

おまけに猫の置物をもらいました

昔ほど柿香合を製作していないそうですが、タイミングによってはお気に入りに出会えると思いますので、ぜひ探して見てください。

奥から出してきてくれることもあるので、欲しいものがある場合は遠慮せずに伝えましょう。

写真を見せれば理解してもらえますよ。

↓場所はこちら

シーサッチャナーライの古美術店

シーサッチャナーライはスコータイ歴史公園のあるムアンスコータイ郡より北部に位置する郡の一つで、シーサッチャナーライにある歴史公園もユネスコの世界遺産に登録されています。

そのシーサッチャナーライにあるサンカローク焼きのお店をご紹介します。

道路脇の店舗

ร้านประเสริฐแอนติค

読み方はラーン・プラスート・エンティック

看板には日本語でプラサート古美術店の文字

こじんまりとしたお店です

店先にはチムチュム用の鍋も売ってます

↓チェンマイにあるチムチュムのお店についてはこちら

【チェンマイ】イサーン料理「チムチュム」の人気店アロイジュムセップ!

置物コーナー

こちらの柿香合は中サイズ

カップコーナー

奥にはお皿が並んでいます

湯のみやお椀型の食器

こちらのお店では小さな器を2つ購入

大50バーツ 小20バーツ

表にも裏にも絵が描いてあるので、じっくりお気に入りの一品を見つけてくださいね!

↓場所はこちら

サンカローク焼博物館61番窯

最後はシーサッチャナーライにある博物館のご紹介です。

こちらはコ・ノーイ村にあった窯の跡地につくられた博物館で、当時の焼きものや大きな窯跡を見ることができます。

タイ語名:ศูนย์ศึกษาและอนุรักษ์เตาสังคโลก

日本語にすると「サンカローク窯研究・保護センター」と言ったところです。

英語名の「Museum for Kilns No 61」から「サンカローク焼博物館61番窯」と呼ぼれているようです。

チケット売り場

入場料 100バーツ

サンカローク焼きの貿易ルート

出土品が飾られています

こちらは窯跡の地図

窯の構造

窯の一部

大きな甕(かめ)も展示されています

こちらが窯跡

写真では伝わりにくいですが、とても大きいです。

写真以外にもたくさんの展示品があり、興味深い博物館です。

実際に使われていた窯跡を見ることができるので、シーサッチャナーライ歴史公園と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

↓場所はこちら

ぞ〜さん
次回は【スコータイ】世界遺産をめぐる旅(スコータイ歴史公園編-城壁内エリアー)だぞ〜

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